1人でもテニスが上達する練習方法

テニスガット

テニスの練習をしたいと思った時、相手がいなくても1人でできる上達法を知っておくと便利です。

まず、最も基本的で効果的な練習は素振りです。建物のガラス面などを鏡代わりにして、自分のフォームを確認しながらやるのがポイントです。ラケットの面の向きにも気を配りながらやってみましょう。
最初はゆっくりした動きで体の使い方だけでなく、ラケットの先まで納得のいく形で動かせるようになることを目指します。少しずつスピードを速くしていき、素振りの回数を増やしていきましょう。

壁打ちも効果的な方法です。大切なのは狙った場所に当てるということです。そして、できるだけ長くラリーを続けられるようにします。フォームを意識しながら練習することで、ラリーも安定してくるでしょう。
また、壁打ちは速いボールを打つと速いスピードで返ってきますし、角度をつけることで左右に走る状況を作るストロークの練習もできます。ポイントは腕の力ではなく、腰の力で打つということです。腰からエネルギーを作る体の使い方を身に付けることを目指しましょう。
壁打ちは長く続けることでスタミナが付き、フットワークも鍛えられるメリットがあります。

サーブの練習も1人でできる上達法です。
スピンやスライスなどの回転をかけて打つ練習にとても効果的です。目の前にネットがあると想定し、相手コートへ打ち込むイメージで練習すると上達も早くなります。
壁に向かってサーブを打ち、返ってきたボールをそのまま打ち返すことも練習になります。