マラソンで気持ちよくなるランナーズハイとは

マラソン

マラソンをしている人がよく言う「ランナーズハイ」というのは実際はなんなのかと疑問に思う人も多いはずです。これは長時間走る事で気持ちが良くなって高揚してくる現象なのですが、そのメカニズムは脳内麻薬とも言われるエンドルフィンの分泌によって起こるのです。

また、このエンドルフィンという物質はマリファナと似た化学物質であり、それを自分の体内で作り出してしまいドーパミン神経に働く為にこのような作用が働きます。

そして、気持ちが良くなり高揚感が増す以外にも痛みを感じにくくなったり、不安感が和らいだり、気分が落ち着くといった現象も引き起こします。

もしマラソンでランナーズハイを感じたいという方は1時間以上の長時間走り続け、距離にして10km以上を超えると起こりやすくなる方が多いようで、しかもリラックスした状態で走ることが出来る方に多く初心者ではあまり経験できないようです。

ただ、注意しなければいけないのはこの作用は生体的にかなりの負荷がかかった状態を表しますので心肺が弱い方は気を付けなければいけません。